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進めないのです…

いつまでも立ち直っていない自分が嫌です。
でも、どうしても苦しいんです。
「もう忘れろ」と言われても、思い出してしまうんです。

元気だった人が急に亡くなるということは、私にとってはとても衝撃的でした。

ある人にそのことを言ったら、
「お前よりも、身内の方のほうがもっとつらいし、もっともっと悲しんでいる。
お前なんか、その人のただの大勢の知人の中の一人に過ぎない。
お前がそんなにいつまでもその人の死を考える方がおかしい。時間は毎日進んでる。
考えても戻ってこない。その人の死はもう現実どうしようもないんや。
戻ってこないことを考えてつらくなるのは意味がない。
早く自分のことだけ考えて前に進め。」
と言われました。

わかってる。私だって頭の中では私のせいじゃないし、時間が戻らないこともわかってる。
戻してくれなんて、もう思ってない。私が関係ないことも頭ではわかってる。

でも、苦しくてつらくて、悲しい。その気持ちをどうしていいかわからないのです。

また、ある人が、その人を偲んでいろんな思い出話をしました。
「あの人があってこそ今のこの会社がある。
あの人の人柄、人徳はすごいものだった。
これからも、その意思を受け継いで、会社を発展させないといけない。」

これを聞いて私はとてもいたたまれなくて、心がえぐられそうに苦しくなるのです。
立ち直ろうとしている私に、より深い傷を残すのです。

そんなに大事な人が、亡くなるきっかけになったときに一緒にいた自分を責めてしまうのです。

きっとあの日一緒にいなければ、私はここまで苦しくならなかったでしょう。
他の人がその立場で、今でも私のように苦しんでいたら、
きっと私もみんなと同じことをその人に言うでしょう。

「あなたのせいじゃないよ。だから気にしたらあかんよ。悲しんでたらその人も悲しむよ。
今はつらくても時間が経てば忘れるよ。前向きに行こうよ!」

きっとこんなことを言って慰めるんだと思います。
その言葉に嘘はなく、冗談でもなく、本気でその人を心配して言うんだと思います。

でも、わかりました。
こんな言葉、みんなにどれだけ言われても、自分には何の意味もないことを。

自分が本当に立ち直るには、自分で自分を守り、コントロールしなければいけないのです。
私の傷は自分が思ったよりも、また他人が考えている以上に深かったようです。

この思いや悲しみは、いつ晴れるのか、自分でもわかりません。

by mochitamago | 2008-01-20 15:47
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グータラな毒舌干物女がいろいろ書いてます


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